もう一つだけ暗い記事書いて、次は明るめのこと書きます。
落ち込んでいて、ふと、大学生の頃に『吐かない過食症』か、それに似た状況だったなということを思い出しました。
吐かない場合は『むちゃ食い障害』というそうです。
私は嘔吐恐怖症なので、吐けませんでした。
嘔吐が伴うと悪循環になるそうなので、不幸中の幸いな部分もあったかも。
特に辛かったのが大学2年の秋くらいから半年くらい。たしか、2ヶ月で10キロくらい太りました。
まさかそんなに増えると思わなかったからいっぱい食べていた、ってのもあるんですけど。
病院に行ったわけではないので、過食症とかむちゃ食い症候群とか診断されてないので、私がそれだった、とはっきり言っていいのか?という気持ちはあるのですが...。
摂食障害を卒論のテーマにしたので、それなりに調べましたが、
過食症は、拒食症から移行することが多いみたいです。
私は拒食症ではありませんでした。過食が始まる半年前にダイエットをしてすごく痩せたのはありましたが。
過食が始まったきっかけは、以前好きだった男性と色々あったことでした。
その結果、『大学生になってみんな恋人ができているのに、私はできない。私は人から愛されない。』と思い悩んで、そのはけ口として食に向かうようになりました。
過食はほんとに辛かったです。
我慢できる日もあるんですけど、食欲が爆発すると、夜中にコンビニにパスタとかスコーンとかおでんとか?とにかくいっぱい買いに行ってしまってあっという間に食べ切ってしまうんです。
食パン6枚切りを1袋あっという間に食べちゃったこともありました。
一度も『お腹いっぱい』って思えませんでした。
過食した後は罪悪感と嫌悪感でいっぱい。
摂食障害の辛いのは、食べることからは逃げられないことです。
比べるものではないのだろうけど、薬物やアルコールだったら、全く摂取しなくても問題ないじゃないですか。
でも、生きていくためには何か食べなきゃいけない。
でも、食べる量がコントロールできない。
それだけを食べていればいい、完全な栄養バーとかがあればいいのに、ってずっと思っていました。
本当に我ながら、あの頃の自分はかわいそうだった。
快方に向かったきっかけは、大学3年になって彼氏ができたことです。
付き合ってからしばらくは、彼氏と会わない日に過食をしていましたが、だんだん過食せずに済むようになっていきました。
人に愛されて、自信がついたからだと思います。
他人ありきの理由なので、根本的な解決ではないかもしれません。
でもその後、その彼氏と別れ、フリーとなった時期も(今も)、過食をすることはありません。成長したのかな。
当時の彼には感謝してもしきれません。
卒論で私は『摂食障害を治すには、食をコントロールすること及びコントロールしないことの両方が必要だ』と結論づけました。
コントロールするというのは、規則正しく食べるということ、
コントロールしないというのは、わいてきた食欲を押さえつけないということ。
食欲を押さえつけると爆発します。
コントロールしないからコントロールできるようになっていった、という実感があります。
今でも、食べるのが怖い、という感情は少し残っています(生理前に食欲増えるとちょっと不安になる)。
私はほぼ毎日朝食をとっていて、周りから、へ〜食べるんだ、と言われることもありますが、朝食べなくて夜に食欲が爆発するのが怖いのです。
ダイエットも基本的にしません。それも食欲の爆発を恐れて、です。
今後もずっと、まともに食べられるかどうかは分かりません(40代の人のブログで、あ、この人過食症だな、って思った人がいました)。
摂食障害になる人は、家庭環境に問題があると言われています。
最近、前に一度行ったカウンセリングにまた行ってみようかと思ったりしています。
両親が愛情を持って私を育ててくれたのはすごくすごく分かる、だから家庭環境が良くなかったって思いたくない。
でも、こういう過去がたしかにあって、私は基本的に、見せないようにしてるけどなんとなく生きづらい。
あと私はキレると物を投げたり(人には当てない)、自分の髪を引っ張ったり、手や足を痕が残るくらい爪で引っ掻いてしまったりします。(これらは母とのやりとりの中で起こります。こういうのって威嚇行動らしいですね。)
なんかこういうのを、一回しっかり専門家に診てもらいたいなと思うようになりました。
自分の今後のためにも。
このまま独身でいた場合、私は人とのコミュニケーション(自分が癒される)のために、お金を色んなところに払うようになっていくのかなって思います。習い事、マッサージ、美容師、カウンセリング等。
メンタルが弱いことを隠れ蓑にしている人って嫌だなって思ってしまうんですけど、
程度問題でこれはきっと同族嫌悪ですね。
私のことは私が守るしかないから、こういう過去があることやメンタルに弱さが見えることを少し意識していこうかなと思いました。